勘違いで妹が攫われてノリと勢いで世界を救う物語

どうもこんにちは。

なんかラノベみたいなタイトルですがこれはゼルダの伝説 風のタクトです。

今回初クリアしたので感想かなんか書き残せればいいかなーと思いブログを投稿しようと思いました。

 

このゲームについて

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ゼルダシリーズでよく名作と言われる時のオカリナとその続編のムジュラの仮面の次に出た作品で、今作ははじめて「トゥーンレンダリング」という技法で作られた作品。

まるでアニメのようなグラフィックで、海に落ちた時や風の演出、爆弾の爆風が特徴的。

また、BGMが戦闘と連動するものが出たのもここからで、GCで容量が増えたことからボスBGMも各ボス毎につくようになった。

 

 

 

ストーリー

プロロ島に住むリンクは妹から今日が誕生日のことを知り家にいるおばあちゃんから緑の衣を貰い、着替えて外でブラブラしてると奇妙な鳥が女の子を落として助けに行くと、なんと攫われていたのは海賊の船長だった。

救出後、奇妙な鳥は自分が攫った女船長と勘違いして妹を攫ってしまう。ダチョウ?

妹を救うため、海賊の船で奇妙な鳥がいる魔獣島へ向かうが、救出は失敗してしまい、どこかへ投げ捨てられてしまう。

投げ捨てられた後、喋る赤い船に助けられる。

喋る赤い船から魔獣島にはかつて緑の衣を纏った勇者により封印されたガノンドロフがいることを教えられ、甦ったガノンドロフを封印するため、プロロ島の風習で着ていただけの緑の衣を着たリンクは旅立つことになる。

 

 

 

システム

  • 攻撃のモーションが前作より変わった。

前作はZ注目しても3段攻撃や注目なしだと最強の盾突きだったが、今作は盾突きがないので、注目して攻撃すると4.5段の攻撃をするようになった。また、回転斬りは周囲の敵を攻撃するだけでなく、アイテムも拾える。回転斬りで割った壺等の散らばったアイテムを回収できる。

しかし大回転斬りは64よりそこそこ弱体化。

習得は中盤あたりからで、とあるアイテムで習得可能になるが回転して暴れ、目を回すという後隙が生まれた。多分取るメリットはあまりないが、とあるボスとやり込み要素の連戦部屋で重宝する。使う時は必ず技の終わりに壁に当たって後隙を消すのがいい。

 

  • カウンター攻撃の実装

敵が攻撃してくる瞬間、Aボタンのアイコンが変化する。成功すると後ろに回り込んで攻撃、ジャンプして頭部を攻撃といったカウンター攻撃を使えるようになった。このカウンターは恐ろしいほど戦闘に爽快感が増すので戦闘に全然ストレスを感じなかった。

 

  • 大海原

このゲームの7割。

タクトを使って風向き調整して広大な大海原を進む。一応次の目標等は赤獅子の船から説明は貰えるが、移動にストレスがある。

賛否両論のところでなにがだるいかは記入します

 

 

よかったところ

  • BGMの進化

今作は民族音楽風なのが特徴。

特にモルド・ゲイラのBGMは戦闘とのベストマッチ具合がゲーム内トップレベル。ファントムガノン戦の気弾弾き時のBGMやゴードンの手と顔で変化のあるBGMもいいが、モルド・ゲイラだけはレベルが違う。

中ボス戦の決闘感溢れるBGMも中々。個人的には神の塔でのタートナック戦で流れる中ボス戦が一番この曲とマッチしている。

 

  • 戦闘のストレスがない

システムでも話した通りこのゲームは戦闘面にかなりこだわってる所がある。

カウンターで一気に敵を倒しやすくなったり、ブーメランを投げて相手を怯ませてその隙に連続攻撃、大回転斬りで一気に敵をなぎ払う、敵が使っている武器を使い戦う…

他シリーズとは違った味のある戦闘を楽しむことが出来る。

特に最後のガノンドロフ戦のとどめはリンクの迫真の声もあって何度も見返したくなる。

 

  • ボス即死の裏技がある

これは割と最近知ったんですが、カーレ・デモス森の島の水で即死するのを知りました。

すごい面白い裏技だけどこいつは攻撃のチャンスが割とめんどいのでうーーーん……

 

 

 

賛否あったところ

とんでもなくめんどくさい。

が、大海原を冒険する楽しさがあるのでこれがだるいとはあまり思わなかったけど解読に合計3200ルピーはさすがに……

このゲーム、宝の地図は海図を調べるだけで見れるんですが、トライフォースのマップに関してはチンクルに見てもらう必要があります。しかもこいつは高額のルピーを請求してくるのでなかなかにだるい。

ここを乗り切れるかどうかでこのゲームが好きか嫌いかが分かれると思うポイント。

実際にこれに関してはこのゲーム最大の汚点として有名になってしまってる。

何がだるいって、1個だけトライフォースのマップを入手するのにクソめんどい工程が混ざってるんですよね。

わかりやすく説明すると、

島①で地図を入手→島②で地図入手→再び島①に戻り地図入手→島③で地図入手→島④でトライフォースのマップ入手

……長いな。

しかもこれ、島内の宝箱からではなく海から引き上げをしないといけない。これだけで大変。

このトライフォースのマップを集め終わると今度はチンクルから地図1つにつき398ルピーを要求されます。

なので金策、上限をちゃんと上げておかないと別の島でまたルピー集めとかしないといけなくなる。

皆さんWiiU版でやりましょうね……色々と改善されてるので……

 

  • ワープポイント少なすぎ

クッソ広い大海原なのにワープポイントはたったの9つ。

あまりにも少ない。ここから風を操って移動しないといけないし、移動する場所を間違えたから方向転換しようと思ったら風とは逆向きだからまたタクトを使って風を操る……なんて手間が発生する。ストレス。

 

  • 最初のダンジョンから難易度高め

最初に攻略する魔獣島なんですが、最初に剣を落としてしまうので拾うまでは敵が使う武器を奪ったり壺を投げて木の棒を使い倒す……とサバイバルな戦闘を要求され、さらには敵やライトに見つかると牢獄に逆戻り……なので最後の最後で見つかって牢獄へとかになりがちなのでほんとに難しかった……

 

 

 

最後に まとめ

初のトゥーンレンダリング作品で前作のグラフィックから一新された猫目のリンク、移動はほぼ大海原、魔王を倒すために退魔の剣に退魔の力を復活させるために神殿へ行く、といった今作からのシナリオは個人的に好きです。

あとはとどめ演出。

時のオカリナではマスターソードを振り回して最後に突きでフィニッシュ、しかし風のタクトはアリル(ゼルダ)と連携して光の矢を当て、ガノンドロフからのカウンターで頭にマスターソードを刺してフィニッシュ。めちゃくちゃかっこいい。けどもここにたどり着くにはトライフォースのかけら集めという苦行が待っている。

人を選ぶ作品だと自分は思います。

でもBGMはいいのが多いので一度でも聴いてみてほしいと思います。

中古でもGC版は安値で入手できますが、WiiUは本体を中古で販売してるのが少ないのと、ソフトにプレミアが付いてるかもしれないので気をつけた方がいいかもですね。

 

 

これは独り言なんですが盾を捨てとどめって演出は外伝のドーマのとどめ演出に近いものを感じました。

 

 

次はトワイライトプリンセスGC版を攻略します。

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クラブニンテンドー限定ソフトで、蒼炎の軌跡と肩を並べるほどの値段がする作品です。

Wiiだと操作が難しいと思ったためこっちにしました。

 

ではでは